上の図にある通り、男性の未婚者は3500日分、未婚女性は1600日寿命を縮めるようです。
一人で生活していると、不規則な生活になりがちで、ちょっとした風邪などでも面倒を看てくれる相手がいない為に肺炎になる可能性もあります。
又、ストレスを発散する会話も少なくなる場合もあります。
しかしこれは結婚生活が上手くいっている人であって、毎日喧嘩が絶えない夫婦であれば逆に寿命を縮める結果になるかもしれません。
又左利きの人は(私もそうですが)ストレスの為に3285日寿命を縮めるという結果が出ています。
世界中のシステムは右利き用になっていますから、左利きにとっては1日生活するだけで家事や仕事で細かなストレスが日々積み重なって健康を害したり、左と右の区別がつき辛いという点から、交通事故に遭いやすいという事もあるかもしれません。
男性喫煙者は2250日、女性喫煙者は800日、葉巻喫煙で330日、パイプ喫煙で220日ととにかくタバコは害以外何も得しません。
ニコチン中毒者はタバコを吸う事によって幸福感が得られます。
しかしタバコを吸わないと、この幸福感が得られない為に、どんなに楽しい事があっても満足感を得られない脳の仕組みが出来上がってしまいます。
美味しい食事の後にタバコを吸わないとイライラしたりして、ストレスを貯めて肺は真っ黒になっていくのですから、長生きをしたい人はタバコを徐々に辞めるようにしましょう。
30%体重超過で1300日、20%体重増加で900日寿命を縮めます。
肥満であると健康診断や自覚している人は今からでも体重を減らしていきましょう。
1日30分の軽い運動を毎日続けるだけで、3ヶ月後には体重は減っていくはずです。
飲酒によって130日寿命を縮めます。
適度な飲酒は血行が良くなりストレス解消にもなって良いですが、アルコール中毒一歩手前までくると肝臓、膵臓がドンドン悪くなっていきます。
γGTP値が高くなり、肝臓が脂肪肝になっていきます。
これは肝臓癌や肝硬変になる可能性が高く、自覚症状が無いので気付いたときには手遅れになります。
アルコール中毒になるともう自分ではお酒を止める事が出来ません。
もし家族の者や自分がアルコール中毒であると分かったら、専門の施設に入りましょう。
私の親戚はアルコール中毒の為、死に際に「お酒を飲まなければ良かった…」と言って早死にしました。
最初は軽い気持ちで飲んでいたお酒も、年齢を重ねてくると命を失う原因になります。
コーヒーで6日、経口避妊薬(ピル)で5日寿命を縮めます。
特にこの寿命を縮める要因のテストはアメリカで行われています。
アメリカはカフェイン中毒と呼ばれる人がいる程、カフェインの強い浅煎りのアメリカンコーヒーを1日に何杯も飲みます。
カフェイン中毒にならない程度なら大丈夫だと思います。
ダイエット飲料水で2日寿命を縮めます。
これはダイエット飲料だけでなく、多くの市販されている飲料に添加されているアセスルファムKとスクラロースと呼ばれる、自然界にない人工物が肝臓や腎臓になんらかの害を与えていると考えられています。
又、合成甘味料のアスパルテームは、アミノ酸のアスパラギン酸とフェニルアラニン、メチルアルコールを合成したもので、メチルアルコールは劇物です。
中にはアスパルテームを摂取した人達から、頭痛、めまい、不眠、視力・味覚障害がおこったという報告があります。
だいわ文庫の「飲んではいけないのみもの 飲んでもいいのみもの」の帯をみますと、カロリーオフの紅茶で免疫力が低下!? 香ばしいコーヒーの匂いは毒性の強い香料!?といった具合に市販されている飲料の怖さを謳っています。
飲んではいけない飲みもの 飲んでもいい飲みもの (だいわ文庫)
渡辺 雄二
大和書房
逆に寿命を長くするものとして、子宮頸ガン検診で-4日、シートベルト着用で-50日、大型車の購入で-50日、プロ野球選手で-1095日。
会社役員で-1570日とありますが、これは先にも書きましたように、アメリカでのデータですので、会社役員になれば莫大な医療費のかかるアメリカで先進医療が受けられるから、という事だと思います。
アップル社を創設したスティーブ・ジョブズ氏は膵癌で亡くなりましたが、闘病生活は8年にも及びます。
これは重粒子線治療などの高度先進医療を受けられたが故の長さであって、一般のお金が無い人達には、これ程長く闘病生活をおくる事は難しいでしょう。
長生きの秘訣としてあげられるのは、満腹度が70%、つまり腹七分目が良いそうです。まだ少しもの足りないな…と思う程度で食事をやめるのがコツ。
腹式呼吸で深く呼吸を繰り返すのも効果的です。
この2点は長生きをすると言われている禅僧が毎日行っている事ですので、それに規則正しい生活が加わればかなり寿命が長くなるでしょう。
命を脅かす! 激安メニューの恐怖 (別冊宝島) (別冊宝島 1707 ノンフィクション)
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食べてはいけない添加物 食べてもいい添加物 (だいわ文庫)
渡辺 雄二
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